人生の選択

 

 

   人生にはよく三大選択があると言われています。それは(1)学校の選択と(2)職業の選択と(3)結婚相手の選択です。その中で学校の選択は教育につながっていきますが、本来教育は、知識、人間性、健康の三者を統合した全人格的な意味での「人つくり」であり、それは共同社会を作る「町つくり」に連なり、さらに国際的にも通用する「国つくり」に連なるものと考えます。

 ところで、介護保険制度は、老いて介護が必要になった国民を支えるために、2000年4月に創設されました。その背景には、我が国の高齢化という問題がありますが、これからは人生の重大な選択の中に「介護の選択」という意思決定が加わってきます。全人口に占める65歳以上の高齢者の割合を高齢化率といいますが、1970(昭和45)年に7.1%だった高齢化率は、2005(平成17)年には20.2%となり、5人に1人が高齢者となりました。今後も、2015年には4人に1人、2025年にはおよそ3人に1人が高齢者となることが予測されています。人は年をとることで、体力・気力が衰え、病気・障害を生じやすく、その結果、介護が必要となる確率が高くなります。現在、要介護認定を受けた高齢者は全国で500万人近くにのぼり、これからも増加が見込まれています。身内で介護が必要になれば、家族が介護することになり、家族に負担がかかってきます。また、高齢者とその子との同居率は年々下がっており、最近は高齢者の半数以上が独居あるいは老夫婦で生活しています。さらには遠距離介護という言葉も耳にするようになり、介護している家族の年齢をみると、半数以上が60歳以上の家族で、老老介護という状況です。そして、介護している家族の約70%が女性(妻、娘、長男の妻など)であり、職業を持つ女性が介護のために離職せざるを得ないなど、社会経済面の損失を指摘する声もでてきており、男性労働者においても、介護のための離職は増えつつあります。

 このような現状を踏まえて私たちは、これからの地域社会支援を考える上で、高齢者が安心して楽しく生活できる環境を提供することが大切であると思っています。人生経験豊富な高齢者の豊かな知恵は若者を健全に育て、高齢者の心豊かな生活は、子供たちを精神的に成長させてくれます。私たちSTRグループも医療介護福祉活動を通じて高齢者が、若者や子供たちと一緒になって、健やかに安心して生活のできる地域社会を創り上げていくことができればと願っています。 

 

 ゴールデンウィークに遊び盛りの子供たちを連れて、4/30はとべ動物園(松山市)、5/2は映画鑑賞、5/3は大阪小旅行、5/4は登山とガーデニング、5/5は世羅高原農場(イチゴ狩り)と墓参り、5/6は、宮島水族館とテニスに行ってきました。さすがにネタが尽きてきました。さて次の休日は…子供たちと何をしよう???

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在宅診療医として

 

 卒業と同時に故郷の広島に戻り28歳で病院を開業し、終末期医療に関わりながら数多くの看取りを行う中で、生と死の狭間で苦悩する終末期の方々から多くのことを教えていただきました。そして自分の思う終末期医療を実現するために病院を在宅支援診療所に転換し、「住み慣れた環境で最期まで自分らしく生きることができるように」という思いのもとにホスピスの協力医として在宅医療を始めました。在宅医療の現場では、「在宅療養者と家族のニーズ」に最大限の配慮をするために、医師が在宅療養コーディネーターとして、看護師、介護福祉士、薬剤師、ケアマネジャー、OT、PT等のパラメディカルと連携し、さらには「在宅医療ニーズの多様化」に対応するために各科専門医師と在宅診療連携を行い「在宅療養の質の向上」を高める努力をしています。また近年ではかかりつけ医師として、グリーフ・ケアー、独居高齢者支援、認知症支援、在宅療養者の成年後見人問題の支援も重要な役割となってきており、医師には在宅療養者のTotal painの緩和のために医療的能力のみならず全人的能力も求められる時代になってきています。今後も在宅療養者のQOL(生活の質)を高めるために様々な取り組みを取り入れながら、少しでも穏やかに在宅での療養生活が送れるように配慮していきたいと思っています。どの職業でも同じですが、目標を実現する上で大切なことは、自分の気持ちに正直に、勇気を持ってまず一歩を踏み出し、やりたいことをどんどん追求することだと思います。忙しく過ぎていく毎日ですが、皆さんにも自分が目指すべき将来像を見つけて夢を持って人生を前向きに歩んで欲しいと願っています。

 

 

この4月21日に次女を授かり、名前を俐杏(りあん)と名付けました。皆さんに愛されて健康で心優しい女の子に育っていってくれればと願っています。兄弟三人で「社会」ができるとよく言われますが、仲良し三兄弟になればいいのですが、これからどうなることやら。

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おもい(憶思想懐)

 

人生の中で大きな決断を必要としたときには、今までの自分の経験から生まれてくる「憶い」を基にして、現実的に論理的に思考して「思い」、次に自分の心と会話して「想い」、さらにはそれらすべてを包み込んで愛おしく抱きこんで「懐い」こむことが大切です。そして「懐い」こむところまでの作業で自分が決断しようとしている事柄に得心できるのならば、迷わずに決心して飛び込んでいきましょう。「憶い」→「思い」→「想い」→「懐い」の流れで考えることで生まれた決断には、後悔がありませんし、きっとなんとかなっていくものです。

 

この度、日帰りでハウステンボスまでるりあ、伶一哉をつれて、ワンピース展を見に行ってきました。50歳代になっての子供連れ日帰り旅行は本当にきついものがあります。月末にはゴールデンウィークが控えていると思うとぞっとしてくるのは僕だけでしょうか?

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先人の叡智

 人は必ず死ぬものである。でもその想いや言葉は遺すことができる。どんなに不遇であっても、人間が物事を真摯に思索し、そのことを想いや言葉として遺してさえいれば、それは後世の人々に伝わり、叡智となる。その叡智の積み重なりが、生きる人々の心の糧や潤いとなっていく。

 明治維新の動乱期を生き抜いた馬越恭平の言葉に「心配すべし、心痛すべからず」という言葉がある。困ったことが起きたときには、「心を配るのはよいが、心を痛めつけすぎて体まで痛めてしまっては元も子もない」という意味の言葉である。ただそうはいってもなかなかこのようにするのは難しい。解っていてもできないのが人間というものであるが、でもあらかじめこの言葉を知らないより知っていたほうが心は安らぐものである。そういう意味において機に触れて先人の叡智を知ろうとすることは、今の自分の客観的評価の指標となったり、また今の自分に足りない何かを見つけ出すきっかけになったり、心的外傷を軽減しさらなる未来を創造する原動力になったりして、とても意味のあることだと思う。

 

この度、第3STビルが完成し、3月1日より重松税理士事務所、ホクト鍼灸治療院、訪問看護ステーション「ラズベリー」、Rプラス「訪問リハビリステーション」、シナモン居宅介護支援事業所、Hiroshima Play House「英会話教室」、R1福祉カレッジ、土井クリニック戸坂「精神訪問看護ステーション」などが入居し、今まで以上に効率よく利用者の方々にサービスが提供できるようになりました。

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「幸福とは」

ある本に「幸福」について次のように書かれていました。

皆さんは「幸福とは」どのようにお考えですか?

命は自然に流れていくだけなのです。そして私たちはやらなくてはならないことをやりながら生きているのです。しかし、何をして生きていても生きることは「苦」なのです。「苦」以外に何もないからこそ人間は「幸福」を目指すのです。しかし、「これが幸福です」と具体的に言うことができる人はいません。誰しも幸福の経験がないからです。「幸福になる」と思って私たちが実際に行っている行為は「苦をなくすこと」なのです。ですから「幸福とは苦を乗り越えること」と考えてそのときそのときに最善を尽くしたほうがいいのです。つまり、今に生きていることを意識して、今を大切にして、今できることに真摯に向き合い解決していくことで「苦」を乗り越えていくことが大切なのです。

また、「西遊記」について次のように書かれていました。

子供の頃にテレビで慣れ親しんでいた「西遊記」も奥がふかいものですね…

仏教的には、いわゆる「煩悩」という言葉は「貪(どん)、瞋(しん)、痴(ち)」で表されます。貪(どん)というのは貪欲の貪です。瞋(しん)というのは怒りです。痴(ち)というのは偏った認識のことで、めんどうくさくて何もしないことや、あることにはまってしまってそのことばかりしていることなどです。…… 怒りという瞋(しん)というのがどうもノルアドレナリン神経ですね。そして貪(どん)は明らかにドーパミン神経ですね。痴(ち)というのもドーパミン神経じゃないかと思いますが、複合系かもしれません。…… 「煩悩」というのはある意味で、ノルアドレナリン神経とドーパミン神経なのです。快と不快、ポジティブとネガティブ、好き嫌いなんですよ。好き、快、ポジティブというのはおそらくドーパミン神経だろうと思います。ノルアドレナリン神経というのは不快でありストレスであり嫌だということです。でも両方とも必要なもので、なかったら自己保存もできません。それに対してセロトニン神経はノルアドレナリン神経とドーパミン神経が暴走しないようにそれらをコントロールし抑える働きをするのです。……「西遊記」という話がありますよね。三蔵法師が旅をして経典を持ってくるわけですけれども、お供をしたというのが孫悟空と猪八戒と沙悟浄なんです。この孫悟空というのは「瞋り(怒り)」なんです。猪八戒というのは「貪欲さ」ですね。沙悟浄というのは「痴」なんですよ。さっき申し上げた「貪(どん)、瞋(しん)、痴(ち)」という三毒ですが、これらは度を過ぎなければ生命力の発露でもあるし、度を超すと煩悩でもあるものの象徴なんです。三蔵法師は実際には一人で天竺まで行きましたから、本当はこの三人は三蔵法師の中にいるんですね。たまには三蔵法師だって腹が立つ、つまり孫悟空が悪さをすることもあるわけです。もっと食べたいとか、女性に接したい、なんて思いは猪八戒の悪さですね。怠けたくなって、やる気が起こらなくて、要するに正常な範囲からずれてしまうのは「痴」である沙悟浄の悪さです。しかし基本的にはそれらがすべて助けになっていくわけです。ちゃんと生命力として使いこなして経典を持って帰るわけです。あの三人は「貪(どん)、瞋(しん)、痴(ち)」でそれを象徴しているのです。

今日は、るりあの6歳の誕生日です。スタッフとともに焼き肉屋で誕生パーティを開きました。皆さんから祝福をしていただき、るりあの少し照れながらも嬉しそうな笑顔に心温まる想いをいただき、これまで支えてくださった方々に感謝、感謝です。

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